オンでもオフでも楽で早い進化型DCTの実力に脱帽
新型アフリカツインは、先代モデルと同様、ツアラーとしての高速順行性能とオフロードでの卓越した走破性の両方を兼ね備えたアドベンチャースポーツなんですね。
特にオフロードでのコントロール性は、かなり良くDCT仕様はオートマで自動変速してくれるが、新たに採用された3段階の「Sモード」やトラコン、オフロード用ABSが、まるでエキスパートライダーのような巧みさでライディングをサポートしてくれる。
それほど進化したDCTとオフロードのマッチングは優れているようだ。
一般道では、ツアラーとしての資質は十分。高速道路では、ウインドプロテクションの良さに感激です。オフロード仕込みのしなやかな前後サスは、オンロードでは、快適な乗り心地にも貢献してくれている。
ハンドガードとオプションのグリップヒーターもありがたい装備だ。
林道でも、落ち葉や砂利、ワダチのあるような悪道でも、いとも簡単に走破してくれる。
「CRF1000L アフリカツイン」は、従来のアドベンチャーの枠を超えて、進化しまっくたモデルと言えそうだ。